自転車保険の必要性

神奈川県相模原市でも自転車保険を加入義務化

私が住む神奈川県でも、政令指定都市の相模原市で、市内で自転車を使用する事業者や通勤・通学(未成年者の保護者も含む)を対象に、自転車保険の加入を義務化する条例が平成30年の7月1日に施行されました。

 

⇒「安全に安心して自転車を利用しようよ条例」

 

他の自治体でも自転車保険の加入義務化は条例化されていますが、今回の相模原市の場合は、自転車販売業者は、自転車を販売するとき、自転車保険加入の確認を義務づけているそうで、その点は他の自治体と違っているそうです。

 

相模原市は土地が比較的平坦で、職場への通勤や学校への通学、最寄り駅までの移動やお買い物など、子供からお年寄りまで、とても便利に使われています。

 

その一方で、自転車にまつわる交通事故は増加傾向にあり、自転車側の加害事故も増えていて、自転車側に高額な賠償を求められるケースもあるそうです。

 

そこで、自転車の安心・安全な使用を促すため、条例が制定されたそうです。

 

 

気になる保険未加入の場合の罰則ですが、
罰則はありません

 

自動車のような車検制度が自転車にはなく、
保険の加入・未加入の確認を取ることができないのが理由のようです。

 

罰則がなければ入る必要はないと考える方もいると思いますが、
加害事故を起こした場合、
高額の賠償を求められることがあり、
人生に大きな影響を与える可能性があります。

 

相模原市のサイトにも記載されていますが、
男子小学生が9,521万円の賠償を求められたり、
男子高校生が9,266万円の賠償を求められたりと、
自転車を使用する子供を持つ親としては、
自転車保険の加入は、
条例が制定されていなくても加入を検討する必要があると思います。

 

月々200〜300円程度の掛け金で、
しっかりとした保証が受けることができる保険は多々ありますので、
ご自身やご家族(特にお子さま)が自転車を利用されているのであれば、
自転車保険に加入されることをおすすめします。